亡き人を想う。。。
2014年 08月 30日
ゾロメの時刻。
幸せの帰る場所 (原題”Fireflies in the garden")を観てから、気にするようになった。
映画自体はぱっとせず、これだけ豪華キャストを揃えながら、
脚本が良くなかったのかなぁとかがっかりしながら観たのだが、
ひとつだけ、心に残ったシーン。
主人公のマイケルが、家出したクリストファーを皆が探している中、
クリストファーの妹と留守番していたシーン。
そこで、彼は腕時計を見て、考え込む仕草をし、妹がどうしたの?と聞く。
「ふと時計を見たら、数字がきれいに並んでいたとき、
自分は亡き人(映画では彼の母のこと)を想うようにしている。
そうせよと、何かの意志を感じるから。」
正確には覚えていないが、そのようなことを言ったと思う。
私も、母が亡くなって以降、ことあるごとに母を思い出す。
しかし、時が経つに連れて、その機会も減って行き、
さびしい気がしていた。
かといって、
命日とか、誕生日とか、お盆とか、
決められた時に決められた儀式(墓参りとか法事とか)を行うのも
大事なのだろうが、私にはしっくり来なかった。
彼の言葉を聞き、なるほどと思った。
すっと、気持ちが楽になった。
それ以降、ふと時計を見ると、確かに数字が並ぶ時が多い。
そして、その度に母のことを想う。
どうも、私は月曜と金曜によく起きるようだ。。。
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by melissan
| 2014-08-30 09:01
| 映画