国技館での過ごし方
2014年 09月 24日
中継用のカメラ。
午前中は、まだスタンバイもしていない。
幕下力士の取組みは、さくさくと進む。
その間、たいていのお客さんは、館内をうろうろ。
「遠藤にお姫様抱っこ」される写真を撮ったり、
優勝カップを眺めたり、
等身大の力士さんと写真を撮ったり、
と、昼過ぎまでは観戦というよりは、観光。笑
うろうろしていると、見慣れた顔に出会う。
というのも、切符切りからビラ配りまで、親方が総出演。
琴欧州親高のまわりには黒だかり。
私達のような素人はうろうろしているが、
常連さんとおぼしき人は、幕下力士にもごひいきがいるようで、
かけ声や歓声も上がるが、取組み自体は迫力に欠ける。
大半の人が、売店で買った焼き鳥とビール、お弁当などなどで、
のんびり時間を過ごす。
そして、いよいよ十両力士の土俵入り。
鮮やかな化粧回しに、日本の伝統文化を感じる。
これが終わると、すぐ外へ。
幕内力士達が入場してくるのを、待ち構える。
四股名が織られた着物が、力士に似合っている。
土俵で見るおなじみの顔が、更に引き締まって、凛々しく見える。
遠藤が登場するや、おばさま達が通路をふさいで写真撮影。
人気がありますなぁ。
一通り見終わって、場内に戻る。
さすが十両力士、取組みも面白くなる。
そして、幕内力士の土俵入り。
いやぁ、圧巻。
その後、横綱土俵入り。
鶴竜。
白鵬。
二横綱とも、回しの結い方が違い、型も違い、
相撲の奥深さを感じる。
幕下の取組みでは、行司の着物は明るい色合いで、袴の丈が短く、
足が出ているのが、かわいい。
幕内の取組みでは、行司も頻繁に変わり、
その度にきらびやかな衣装が眼を惹く。
あら、鶴竜、負けちゃったね。
座布団飛びまくり〜。
結びの一番が終わると、すぐに弓取り式。
見事な弓さばき、長い一日を締めるのにふさわしい。
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by melissan
| 2014-09-24 08:21
| 東京生活